この記事では、デジタルウォレット(旧リアルペイ)の交換先や手数料、安全性、ポイントの貯め方を解説しました。
- デジタルウォレットとは?
- 交換手数料を無料にする方法
- デジタルウォレットの運営会社と安全性
- リアルを効率的に貯める方法
- 類似サービスと比較
デジタルウォレットは、ファンくる(飲食モニター)やワラウ(ポイントサイト)などのお小遣いサイトの利用者を中心に使われている老舗のポイント交換サイト。
サイトの使い勝手が良く、ポイントの交換先も充実しているのが特長です。
ただし、交換手数料がやや高めという欠点もあるので、お小遣いサイトで稼いだポイントを少しでもお得に交換できるように他社交換サイトとも比較しておきました。
※2019年に「PointExchange」から「RealPay(リアルペイ)」にリニューアルし、2022年に「デジタルウォレット」に名称変更しました。



しまうま@ポイ活ブロガー(@aratablog)
ポイント交換サイト「デジタルウォレット」とは?

【画像引用:デジタルウォレット】
デジタルウォレットは、ポイントサイトやアンケートサイトなどで貯めたポイントを現金や電子マネー、ギフト券などに交換できるポイント交換サイトです。
例えば、複数のサイトで貯めたポイントをデジタルウォレットに集約して、好きなものに一気に交換するなんて使い方ができます。
機能自体は他のポイント交換サイトと変わりありませんが、デジタルウォレットで貯めたポイントは「R(リアル)」と呼ぶ点だけは覚えておいてくださいね。
おすすめのポイント交換サイト5選!メリット&デメリットを比較してみた!
リアルの交換レートは「10R=1円」
デジタルウォレットに貯まったリアルは、「10リアル=1円」のレートで交換できます。
リアルという響きがやや馴染みづらいですが、交換レート自体はポイントサイトなどでよくあるレートです。
リアルの交換先&換金先

【画像引用:RealPay】
デジタルウォレットの交換先&換金先はGポイントやPexなどと比べるとやや少なめですが、定番の換金先&交換先は一通りそろっているので許容範囲です。
以下、デジタルウォレットの主な交換先&換金先です。
現金に交換する(銀行振込)
デジタルウォレットでは、全国のありとあらゆる銀行に振込むことができます。
ポイント振込先 | 最低振込額 | 振込手数料 |
全国の銀行 | 1,000円 | 250円 |
ゆうちょ銀行 | 1,000円 | 168円 |
楽天銀行 | 1,000円 | 198円 |
PayPay銀行 (旧ジャパンネット銀行) | 1,000円 | 168円 |
住信SBIネット銀行 | 1,000円 | 168円 |
三井住友銀行 | 1,000円 | 158円 |
三菱UFJ銀行 | 1,000円 | 230円 |
みずほ銀行 | 1,000円 | 230円 |
セブン銀行 (ATM受取) | 1円 | 176円 |
※以前まではどの銀行でも「1円(10リアル)」から交換申請ができたので大幅に改悪されてしまいました。
デジタルウォレットの振込は比較的早く、振込申請後1~2日で振込が完了します!
ちなみに、セブン銀行に関してはリアルタイムで交換が終わります。
参考:セブン銀行なら口座がなくても現金化できる

【画像引用:RealPay】
現金化したいけど銀行口座をもっていないから困っているという方でも、「セブン銀行(ATM受取)」を利用すれば一瞬で解決!
セブン銀行でのATM受取はカンタンで、デジタルウォレットで交換時に発行された「提携先コード」「お客様番号」「確認番号」の3つをセブン銀行のATMで入力するだけ!
近くにセブン銀行がない場合は使えませんが、銀行口座がなくてもリアルを現金で受け取れる唯一の方法なので、参考までにおさえておいて下さいね。
電子マネーに交換する
ポイント交換先 | 最低交換額 | 交換手数料 |
PayPay | 100円 | 5% |
PayPal | 100円 | 5% |
LINE Pay | 1,000円 | 200円 |
楽天Edy | 100円 | 165円 |
WebMoney | 500円 | 55円 |
BitCash | 500円 | 55円 |
ちょコム | 100円 | 5% |
他社ポイントに交換する
ポイント交換先 | 最低交換額 | 交換手数料 |
dポイント | 100円 | 5% |
LINEポイント | 300円 | 15% |
三井住友カードVポイント | 500円 | 無料 |
ワールドプレゼント | 5円 | 無料 |
ニッセンポイント | 100円 | 無料 |
ベルメゾンポイント | 100円 | 10% |
ギフト券・ギフトコードに交換する
ポイント交換先 | 最低交換額 | 交換手数料 |
GooglePlayギフトコード | 500円 | 2% |
iTunesギフトコード | 500円 | 無料 |
Amazonギフト券 | 50円 | 5% |
Gポイントギフト | 100円 | 5% |
デジタルギフト | 1万円 | 3% |
QuoカードPay | 500円 | 2% |
nanacoギフト | 500円 | 55円 |
Vプリカギフト | 500円 | 55円 |
ふわっちギフトコード | 120円 | 5% |
商品券に交換する
ポイント交換先 | 最低交換額 | 交換手数料 |
VJA(VISA)ギフトカード | 4,400円 | 110円 |
全国共通お食事券 | 2,200円 | 110円 |
クオカード | 1,650円 | 110円 |
図書カード | 1,650円 | 110円 |
マックカード | 1,650円 | 110円 |
ハーゲンダッツギフト券 | 1,400円 | 110円 |
お米券(1kg) | 1,800円 | 110円 |
仮想通貨や投資に使う
ポイント交換先 | 最低交換額 | 交換手数料 |
トラノコ | 5円 | 2% |
ビットコイン (bitFlyer経由) | 500円 | 5% |
リアルの交換手数料は高い
デジタルウォレットの交換手数料は他のポイント交換サイトと比べてかなり高めに設定されています。
1回の交換で50円~250円程度の交換手数料がかかるので、この交換手数料がデジタルウォレット最大の難点になっています。
交換手数料が無料の交換先
デジタルウォレットには、手数料が無料の交換先もあります。
- iTunesギフトコード
- ニッセンポイント
- 三井住友カードVポイント
- ワールドプレゼント
iTunesギフトがあることがせめてもの救いといった感じですが、その他はイマイチ…。
リアルの有効期限は180日
まず、デジタルウォレットで貯めたリアルには、「通常リアル」と「期間固定リアル」の2種類があります。
通常リアルの有効期限
通常は、最後のリアル移行or交換から180日(約6ヶ月)経つと失効します。
言い換えれば、半年で1リアルでも移行or交換を行っていれば、有効期限は半永久的に延長していきます。
ちなみに、リアルの失効日はR通帳で確認できます。
期間固定リアルの有効期限
期間固定リアルはその名の通り有効期限が延長しないリアルで、期間固定リアルの有効期限は180日間で、いかなる場合でも延長などは一切ありません。
また、期間固定リアルは以下の交換先へは交換できません。
- ちょコム
- ベルメゾンポイント
- ニッセンポイント
- VJAグループ ワールドプレゼント
- LINEポイント
- Gポイントギフト
- PayPay
- SMBCグループ Vポイント
通常リアルと期間固定リアルの両方を持っている場合は、「期間固定リアル→通常リアルの順」で使われます。
【重要】交換手数料を無料にする方法とは?

交換手数料がデメリットのデジタルウォレットですが、デジタルウォレットかつて運営していたポイントサイト「げん玉」を利用することで交換手数料を無料にすることができます。
というのも、げん玉からデジタルウォレットにポイントを交換すると、毎月1回「交換手数料無料チケット」がもらえるからです。
とにかく、交換手数料が高いデジタルウォレットにおいて交換手数料無料チケットは必須なので、デジタルウォレットを利用するなら「げん玉」もセットで登録しておきましょう!
げん玉は会員数400万人を超える定番のポイントサイトで、ゲームやクリックポイントで稼ぎやすい初心者向けサイトです!
モッピーやポイントタウンなどの大手が台頭しはじめてからはかなり陰りが見えてきていますが、無料会員登録やクレカ発行の案件なら還元率も高めです。
[参考]≫げん玉の解説記事へ

【改悪】一部の交換先で手数料無料チケットが使えなくなる

【画像引用:RealPay】
以前は「トラノコ(投資サービス)」以外ならどの交換先でも交換手数料無料チケットが利用できましたが、2019年7月22日に突然の改悪!
交換手数料が「交換額の○%」と表示されている交換先に交換する場合は、交換手数料無料チケットが利用できなくなりました。
チケットが利用できなくなった交換先は以下の通り。
- LINEポイント
- Tポイント
- dポイント
- PayPay
- QuoカードPay
- Gポイントギフト
- pring
- セブン銀行
- ちょコム
- ベルメゾン・ポイント
- トラノコ
【危険性】デジタルウォレットは安全なの?

結論から言うと、デジタルウォレットの安全性は極めて高いと言えます。
私もデジタルウォレットを長いこと利用していますが、これまでに迷惑メールや悪質な勧誘などは一切なかったので、個人的には個人情報の漏洩などは心配しなくて良いかと思います。
デジタルウォレットの運営会社

デジタルウォレットの運営会社は「株式会社デジタルプラス(旧リアルワールド)」で、ポイント事業やデジタルギフト事業を展開する会社です。
株式会社デジタルプラスについて確認がとれる情報は以下。
デジタルウォレットの運営会社について | |
設立日 | 2005年7月29日 |
資本金 | 10百万円 |
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町30-13 ONEST元代々木スクエア |
従業員数 | 18名 |
公式HP | https://digital-plus.co.jp/ |
一時期は業績が低迷していたので、以前よりはこじんまりとしましたが、それでも東証グロース市場に上場する大手企業なので、安全性は担保されていると考えて大丈夫でしょう。
プライバシーマークやSSL/TLS(暗号化通信)を完備

デジタルウォレットでは、プライバシーマークやSSL/TLS(暗号化通信)を取得しているので、安全対策もバッチリです。
まあ、自分のお金(リアル)を一時的に預けるわけなので、このくらいの安全対策は必要不可欠なのかもしれませんがね…。
SSLとは、インターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組みです。SSL化されたウェブサイトは、URLが「https」から始まり、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが入ります。
【引用:GMOグローバルサイン】
「プライバシーマーク制度」は、企業や団体など(事業者)の個人情報保護の体制や運用の状況が適切であることを、消費者のみなさんに“プライバシーマーク”というロゴマークを用いてわかりやすく示す制度です。1998年から一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が運営しています。
【引用:ご存知ですか?プライバシーマーク制度】
デジタルウォレットでは、いつもと違う端末からログインがあった場合に登録したメールアドレス宛に確認メールが届きます。

もし、悪意のある第三者がログインした場合でも、すぐに分かるので安心ですね!



リアルを貯める方法!

デジタルウォレットを利用するなら、ポイントを貯めないといけませんね。
デジタルウォレットに交換できるポイントサイト3選!
ポイントサイトは広告利用やネットショッピング、アンケート、ゲームなどで稼げるお得なサイトです。
正直言うと、デジタルウォレットが提携しているポイントサイトは、稼ぎやすさや安全性の観点ではかなり微妙なポイントサイトが多いです。
そのため、以下の3つ以外のポイントサイトの登録はやめておきましょう!
上位3サイト | 解説記事 |
ワラウ | ≫記事を読む |
ポイぷる | ≫記事を読む |
COINCOME | ≫記事を読む |

デジタルウォレットに交換できるモニターサイト3選!
デジタルウォレットはモニターサイトとの提携数が少ないので、以下の3つ以外はオススメできません。
上位3サイト | 解説記事 |
i-Say (アンケートサイト) | ≫記事を読む |
ファンくる (覆面調査サイト) | ≫記事を読む |
ボイスノート (アンケートサイト) | ≫記事を読む |


【一覧】デジタルウォレットに交換できるお小遣いサイト
ここでは、デジタルウォレットに交換できるお小遣いサイトorアプリを参考までに書いておきますね。
※全てを書くとキリがないので、ここでは定番サイトに絞って記しておきます。
サイト名 | 最低交換額 | 交換手数料 |
げん玉 | 300円 | 無料 |
ワラウ | 500円 | 無料 |
ポイぷる | 300円 | 無料 |
COINCOME | 500円 | 2% |
PONEY | 450円 | 無料 |
ボイスノート | 500円 | 無料 |
Vモニター | 500円 | 無料 |
ファンくる | 500円 | 無料 |

【どっち派】デジタルウォレットとドットマネーを比較!

デジタルウォレットと同じく「ポイント交換サイト」として最近台頭してきているのが「ドットマネー」!
ドットマネーは、アメブロやABEMAなどで有名なサイバーエージェントが運営しているので、豊富な資金力を武器にポイントビジネスに全力投下してきたわけですね。
それでは、デジタルウォレットとドットマネーを表で比較していきますね。
デジタルウォレット | ドットマネー | |
交換先の数 | 40種類以上 | 50種類以上 |
交換レート | 10リアル=1円 | 1マネー=1円 |
交換手数料 | 交換先によって手数料あり (げん玉利用者は月1回無料) | すべての交換先で完全無料 |
有効期限 | 最後の交換から180日 | 6ヶ月後の月末(ポイント交換で貯めた場合) |
利用者数 | 172万人 | 1,000万人 |
ご覧の通り、デジタルウォレットとドットマネーはかなり共通点の多いポイント交換サイトです。
ただし、ドットマネーには「すべての交換先&換金先で交換手数料が条件なしで無料」という強力なメリットがあるので、現時点ではドットマネーの方が優秀かなと思います。
デジタルウォレットに登録すべき人は、お小遣いサイト大手のげん玉やボイスノートの利用者!
これらのお小遣いサイトは、貯めたポイントをデジタルウォレットにしか交換できないので、必然的にデジタルウォレットへの登録が必須になります。
また、銀行口座を持っていないけど現金化したい人も、現時点ではデジタルウォレットの1択です!
上記以外の人は、ドットマネーに登録しておけば良いかと思います。


デジタルウォレットの退会方法

【画像引用:デジタルウォレット】
参考までに、デジタルウォレットの退会手順もまとめておきますね。
デジタルウォレットの退会方法は簡単で、具体的には以下の通り。
- デジタルウォレットにログインする
- メニュー(三本線)の「よくある質問」をタップ
- 「退会方法について教えてください。」をタップ
- 退会ページURL(こちら)をタップ
- 注意事項をよく読んで「退会する」をタップ
- 退会完了!
ちなみに、デジタルウォレットを退会にあたり、注意点が3つあるので、退会する場合は確認しておいてくださいね。
- 退会前に貯めていたリアルはすべて失効する
- 退会から90日間は再登録ができない
- 退会前に登録した「銀行口座」や「携帯電話番号」は再登録後も利用できない
デジタルウォレットでは、不正利用を防ぐ目的で、再登録についての制限が厳しめなので、使う可能性が少しでもあるなら、退会せずに放置しておくのが良いかと思います。
デジタルウォレットのまとめ
デジタルウォレットの登録や利用は無料で、日本国内に住む人(16歳未満は保護者の同意が必要)なら誰でも利用できます。
繰り返しになりますが、げん玉と併用しないなら他のポイント交換サイトの方が圧倒的に優秀です。
まだまだ課題が多い交換サイトなので、これからを期待したいですね!
以上、デジタルウォレットでした。

