今回は、フリマアプリやフリマサイトで実際にあった逮捕事例などを解説していきます。
最近はメルカリやラクマなどのフリマアプリの利用者数が急増しているので、何も知らずに法律違反をしている人もかなり多いようです。
最近は、警察もフリマアプリやフリマサイトでの犯罪に対してかなり力を入れていて、逮捕者が続出しているので要注意！
法律違反は「知らなかった」では済まされないので、事前にしっかりと確認しておきましょうね！
招待コードが目的の方は、好きなものをコピペしていって下さいね。
| フリマアプリの招待コード | |
| メルカリ | 【YGPSEJ】 |
| ラクマ | 【xEQGv】 |
しまうま@ポイ活ブロガー（@aratablog）
【違法】本当にあった逮捕事例８選！
それでは、フリマアプリやフリマサイトで実際にあった逮捕事例を見ていきます。
なぜ法律でアウトなのかを詳しく深掘りしたので、しっかり読み込んで、法律の範囲内で楽しくフリマを使いましょう！
➀メルカリのアカウントを不正に作成して逮捕
フリマアプリなどのアカウントを不正に作成するのはもちろんダメです。
実際に逮捕者が出たときのニュースが以下の通り。
メルカリのアカウント、不正作成した疑い 3人逮捕
携帯電話ショップのデモ機を使い、フリーマーケットアプリ「メルカリ」のアカウントを不正に作ったとして、静岡県警は５日、福岡県新宮町新宮、会社経営○○○○容疑者ら３人を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕し、発表した。いずれもアカウントを作ったことは認めているが、一部は「犯罪ではない」と説明しているという。
【引用:朝日新聞デジタル2018年12月5日】
要するに、アカウントを売買したことがアウトというより、アカウントを不正に作成したことがアウトだったわけですね。
フリマアプリのアカウントを悪気なく複数作成している人も、かなりリスキーな行為なので、絶対にやめましょう！
②絶滅危惧種のはくせいを出品して書類送検
たびたび、話題になるのが絶滅危惧種などをはじめとする希少動植物の出品。
こちらは、逮捕ではなく書類送検されたというニュース記事。
メルカリに絶滅危惧種はくせい出品容疑 古物商の男性ら
国内での取引が禁止されている絶滅危惧種の動物「マライセンザンコウ」の剝製（はくせい）をフリーマーケットアプリ「メルカリ」で出品したとして、警視庁は１１日、鹿児島市の古物商の男性と長野県上田市のアルバイトの女性を種の保存法違反の疑いで書類送検し、発表した。２人は「規制されているものだという認識はなかった」などと話しているという。
【引用:朝日新聞デジタル2017年12月11日】
上記のような国際希少野生動植物に指定されている動植物の売買は、種の保存法によって禁止されています。
ちなみに、これらの違法出品物を購入した人も同じ容疑で書類送検されていました。
私も「絶滅危惧種は流石にダメでしょ～」って思いましたが、「マライセンザンコウ」って知ってますか？オレは知らん。
正直言って、どの動物が絶滅危惧種に登録されているのかはその手のプロじゃないと分からないと思うので、はくせいの出品などは極力やめておいたほうが良さそうですね。
国際希少野生動植物を売買をしたい場合は、環境相の登録票を取得する必要があります。
③偽ブランド品の販売で逮捕
フリマサイトで深刻なのが、バッグや財布などの偽ブランド品の販売。
これによって、逮捕者が出たときの実際のニュース記事は以下。
「確実正規品です」…偽アディダス販売疑いで大阪工大生逮捕
警視庁北沢署は１３日までに、インターネット上のフリーマーケットサイトで、スポーツ用品「アディダス」の商標に似たロゴ入りの靴を正規品と偽り販売したとして、詐欺と商標法違反の疑いで大阪府枚方市町楠葉、△△△の○○○○容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は２０１７年１２月～１８年１月、「確実正規品です。レシートがあります」と装ってサイトに出品し、東京都内の４０代女性に３万９０００円で販売した疑い。
【引用:産経ニュース 2019.6.13】
偽ブランド品を本物だとウソをついていたので「詐欺罪」、アディダスに似たロゴを許可なしで付けて販売していたので「商標法違反」になったわけですね。
そのため、商標を勝手に利用するのはもちろんダメで、私が確認できたものだけでも、4件の逮捕事例がありました。
また、偽ブランド品を販売すること以外に、海賊版のCDやDVD、フィギュアの販売もアウトなので、気を付けて下さいね。
こういった偽ブランド品などは、特に中国でよく売られているため、中国の通販で間違って購入しないように注意が必要です。
④人気キャラクターを使ったハンドメイド商品を販売して逮捕
今でもメルカリやラクマで頻繫に見かけるのが、人気キャラクターを使ったハンドメイド商品。
ただ、こちらも立派な法律違反なんですね。
逮捕者が出たときのニュースが以下。
偽スヌーピー商品販売容疑 大阪の女を逮捕
人気キャラクター「スヌーピー」のデザインと文字を使用した類似商品を販売したとして、奈良署は１４日、商標法違反と不正競争防止法違反の疑いで、大阪市旭区生江、無職、○○○○容疑者を逮捕した。
署によると平成２８年からインターネットのフリーマーケットサイトで、スマートフォンケースや小銭入れなどの類似商品を全国に約６００点販売。約１３０万円を売り上げていたという。
【引用:産経ニュース 2018.11.14 22:19】
こちらのケースでは、「スヌーピー」のデザインと文字を使用した消しゴムはんこを自作して、スマホのカバーなどに押して販売していたとのこと。
こちらも商標法違反や不正競争防止法違反になるので、絶対に止めましょう！
スヌーピー以外にもディズニー、アンパンマン、ポケモンなどの人気キャラクターを使った作品は後を絶ちませんが、許可なしで使うのはすべてアウトです！
キャラクターが描かれた布も著作権で保護されているので、著作権者に無断でハンドメイド商品を作るのは著作権侵害で法律違反になります。
そのため、キャラクターが描かれた布で商品を作る場合は「商用利用OK」の記載があるかをチェックしてくださいね。
※「キャラクターがプリントされた布を購入した時点で、キャラクターの著作権料を支払ったことになるので、あとはどう使おうが購入者の自由」と解釈する法律家もいるようですが、念のため販売元に問い合わせておくのが無難です。
⑤現金を販売して逮捕
今ではもう見なくなりましたが、現金の販売は場合によって法に触れることになるのでやめておきましょう！
実際に逮捕者が出たときのニュースが以下。
メルカリに現金など出品 出資法違反容疑で契約社員の男逮捕 千葉県警
インターネット上で物品を売買するフリーマーケットアプリ「メルカリ」で現金などを額面以上の価格で販売し、法定利率を超える利息を不正に受け取ったとして、千葉県警生活経済課は１６日、出資法違反容疑で同県成田市土屋の契約社員、○○○○容疑者を逮捕した。
【引用:産経ニュース2017.11.16】
フリマアプリでの現金にやり取りは、マネーロンダリングにつながる可能性があるので、お金を貸す際の利率は法律でしっかりと決められているんですね。
法律上は特に問題がないようです。
というのも、ギザ10は「希少価値が高いもの・珍しいもの」として販売されることになるので、お金の貸し借りとと見なされないわけです。
ほかには穴の位置がずれた五円玉や穴なしの5円玉、二千円札などもよく売られています。
ただ、メルカリやラクマでは現金の出品を規約で禁止しているので、現状ではヤフオクのみOKといった感じです。
⑥医薬品を無許可で販売して逮捕
フリマアプリで医薬品や医療機器を出品する人は、事前にしっかりとした知識が必要です。
というのも、医薬品や医療機器の販売は医薬品医療機器等法（以下「薬機法」）によってかなり規制されているからです。
薬機法で製造や輸入、販売が禁止されている医薬品や医療機器は以下の通り。
- 医薬品
- 医薬品に該当する成分が含まれている製品（サプリメントなども）
- 販売に法律上の許可が必要な医療機器
- 動物用医薬品
- 薬効表現、標榜が薬機法に抵触するもの
- 個人輸入した化粧品
もし、医薬品を売りたいのであれば、医薬品販売業の許可が必要になります。
ただ、外箱の側面や裏面に「医薬部外品」と記載されている商品や「一般医療機器」などは特に許可なく販売してOKです。
例えば、救急絆創膏やピンセットなどは許可なしで販売できます。
それでは、逮捕事例を確認していきます。
緊急避妊薬を無許可販売した疑い SNSに「即日発送」
フリマアプリを決済手段に悪用して無許可で緊急避妊薬（アフターピル）を販売したとして、警視庁は、仙台市太白区八木山本町２丁目、無職○○○○容疑者を医薬品医療機器法違反（無許可販売）の疑いで逮捕し、１日発表した。容疑を認め、「お金目的だが人助けという考えも多少はあった」と話しているという。
【引用:朝日新聞デジタル2019年2月2日】
この事件では、Twitterで集客して、決済と配送にはフリマアプリを使っていたようです。（フリマアプリではダミーとして時計を出品していた）
どの人も悪気はないのかもしれませんが、法律違反であることをしっかり覚えておいて下さいね。
意外に感じるかもしれませんが、漢方や湿布、コンタクトレンズなども許可なしで販売すると法律違反になります。
➆化粧品を不正に販売して書類送検
フリマアプリでは化粧品を出品している人が物凄く多いですが、化粧品の販売も医薬品医療機器等法（以下「薬機法」）でかなり厳しく規制されています。
※ここで言う「化粧品類」とは、ヘアケア、ボディケア、 スキンケア、メイクアップ、オーラルケア、香水のことです。
薬機法で販売が禁止されている化粧品は以下の通り。
- 海外から個人的に輸入した化粧品類（新品や処分目的でもNG）
- 許可なしの手作りの化粧品類
- 化粧品類の小分け販売（無許可で製造したことになる）
- 製造番号や成分表示が、商品本体やその外箱に記載されていないor削られている化粧品類
まあ、化粧品による肌のトラブルはめちゃくちゃ多いので、中身の成分や安全性の確保は非常に重要なことですよね！
※実際の逮捕事例に関しては、諸事情により削除させて頂きました。
⑧お酒の販売で国税当局から摘発
メルカリなどでも頻繫にお酒が販売されていますが、一歩間違えれば逮捕されることもあるんですね。
というのも、酒類を継続的に売る場合は、酒税法に基づく税務署長の免許が必要になる（法人、個人問わず）からです。
不要になったお酒を処分するくらいなら問題はありませんが、継続的に売るなら国税局が常に監視していることをお忘れなく！
酒税法違反で摘発されたというニュースは以下の通り。
酒のネット販売 無許可が横行、オークションで高値
大阪国税局は昨年、一般家庭から買い取った酒を無免許でネット転売していた大阪市中央区のリサイクル会社（当時）を、酒税法違反で摘発。複数の営業所に保管してあったウイスキーなど計約１７００本を没収した。
【引用:毎日新聞2016年10月7日】
許可が必要なものというと、最近ではメルカリで「肥料」を都道府県への届け出なしに販売した男女7人が書類送検された例もあります。
「肥料取締法違反の疑い」らしいですが、知らない法律はたくさんあるようですね…。
転売やせどりによる逮捕事例３つ！
続いて、転売ヤーが逮捕された件をいくつか解説していきます。
ただ、最初に言っておきますが、転売やせどり自体が違法というわけではありません。
例えば、不用品処分というのも、不用品を実質は転売しているわけですからね。
以下の事例でも明らかな法律違反が多いので、しっかりと予備知識をもって転売やせどりをする必要がありそうですね。
➀古物商許可なしで中古品を転売して書類送検
まずは、古物（中古品）を売る人なら全員がおさえておきたい事例を紹介します。
まずは、ニュースの記事からチェック。
ギャルソン社員、書類送検 自社古着を無許可販売
古物業の許可を得ないままファッションブランド「コム・デ・ギャルソン」の古着3点を仕入れて転売したとして、警視庁は28日、同ブランドを展開する会社の社員の男=川崎市=を古物営業法違反（無許可営業）の疑いで東京区検に書類送検し、発表した。
男は古着屋に勤務経験があり、ネットに出品されたギャルソンなどの古着の中から高値で売れそうなものを「目利き」していたという。
【引用:朝日新聞デジタル2020年5月28日】
この件では、ネットオークションなどで古着を仕入れて、古着店やネットで転売していたよう。
ここで覚えておきたいのは「営利目的で中古品を扱う場合には古物商許可が必要になる」ということ。
ちなみに、「営利目的」にあたるか否かは、転売が繰り返し継続的に行われているかで判断されます。
業者がフリマアプリで転売をするのは各フリマアプリの規約違反ですが、個人レベルでやるなら特に問題はないと言えます。
例えば、使わなくなった不用品を販売するくらいなら、何ら問題はありません。
ただ、繰り返しになりますが、中古品を営利目的で販売する場合は、古物商許可が必要になるので、その点だけは要注意です！
②チケットの高額転売で逮捕
転売目的でチケットを購入し、定価以上で販売する行為は「チケット不正転売禁止法」で禁止されています。
実際のニュース記事は以下の通り。
宝塚のチケット転売容疑、韓国籍の男逮捕
宝塚歌劇団の公演チケットを高額で転売したとして、埼玉県警は２０日、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、東京都板橋区赤塚、韓国籍の無職、○○○容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は昨年９月３日から同２６日までの間、転売が禁止されている宝塚歌劇団の公演チケット３枚（定価計１万３８００円）を、フリマアプリを使って計３万５４００円で埼玉県や静岡県の女性ら３人に売ったとしている。
【引用:産経新聞】
チケットの転売に関しては、アイドルグループ「嵐」やプロ野球のオールスターゲームなどでも逮捕者が続出したので、知っている人も多いのではないでしょうか。
もし、急にコンサートやライブに行けなくなった場合は、定価以下もしくは無償で友達などにあげるようにしましょう！
③マスクを高値で売って逮捕
※2020年8月29日に「国民生活安定緊急措置法」のマスク及びアルコール消毒製品の転売規制が解除されました。
新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続いたことから、国民生活安定緊急措置法が改正され、マスクを取得価格を超える値段で販売することが禁止されました。
テレビやネットニュースなどで大々的に報道されていたので、ほとんどの方が知っているのではないかと思います。
実際に逮捕された人もいますよ。
仕入れたマスクを高値で転売したとして、国民生活安定緊急措置法違反（衛生マスクの転売禁止）容疑で逮捕された高松市の会社役員男性について、岡山地検倉敷支部は１日までに不起訴処分にした。地検は理由を明らかにしていない。
男性は、輸入業者から１枚４４円でマスク７万枚を購入し、４月下旬にうち計１万６０００枚を１枚約５０円で知人２人に転売したとして、岡山県警に逮捕された。新型コロナウイルスの影響で品薄になったマスクの転売が３月に禁止されて以降、全国初の逮捕だった。
【引用:JIJI.com2020年07月01日】
それにしても、「1枚44円で仕入れたマスクを50円で転売」って…、私はもっと高く売っているのかと思いましたが…。
これで逮捕されるのは割に合わないですし、法律違反は絶対にしないように！
以上が、フリマアプリやフリマサイトの逮捕事例と違法行為でした。
【著作権侵害…】本の中身をアップするのは違法なの？
フリマアプリで本を出品していると、「中身を見せてください」といったコメントが良く届きます。
そんなときに、本の中身を撮影してアップするのは著作権法に違反するのでしょうか？
私は法律の専門家ではありませんが、本の外見なら基本的にはOKだと思います。
また、たとえ本の中身であっても、汚れやキズ、ヘコミの箇所のみならOKだと思います。
基本的には、表紙、裏表紙、背表紙、本の上部、キズやヘコミなどを撮影するくらいが定番ですね。
フリマアプリをはじめよう！
ここまで、数々のフリマアプリの逮捕事例を見てきました。
人によっては、フリマアプリを使うのが怖くなったかもしれませんが、しっかりと理解した上で使えば、フリマアプリで生活がガラッと変わります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、家の中に眠っているものなら何でもお金に変わりますし、欲しかったものも格安で手にできてお得です。
おすすめのフリマアプリ
結論から言うと、メルカリがイチオシです！
フリマアプリは、星の数ほどありますが出品するにしても購入するにしても、圧倒的に「メルカリ」が強いので、気軽にはじめてみて下さいね！
- YGPSEJ
以上、フリマアプリの逮捕事例でした。
定番のフリマアプリを徹底比較した記事もあります↓
ポイントインカム
モッピー
ポイントタウン
